法のことば って…?
法令や裁判で用いられる“ことば”には,たしかに日頃使わないような難しいことばもあれば,ことばそれ自体は日常的に使うものでも法令では特殊な意味・用法があることば,というのも存在します。法に関わるうえでこうしたことばをぞんざいに扱うと,痛い目に遭わないとも限りません。 ――ここではそんな“ことば”をわかりやすく紹介します。
注意: ここでは難しい用語やその用法をできるだけわかりやすく説明するため,学説の対立など難しい内容の説明はできるだけ避けています。この点ご了承ください。――間違っても大学法学部程度のレポート等にこのコーナーの内容を利用しようなどと考えないようにしましょう。
目次
- Part 1
- みなす・推定する
- 婚姻中に生まれた子は夫婦の子とみなされる――は誤り。
- 無効・取消
- 無効と取消,結果的には同じでもまったく違う。
- 棄却・却下
- 訴えが棄却されたか却下されたかで異なる。
- または・もしくは
- どちらも同じ意味の接続詞なのに…。
- 消滅時効
- 3年と20年,消滅時効は 2段階なのか。
- 被告,容疑者
- マスメディアの間違った“敬称もどき”。
- Part 2
- 和解
- 裁判上の和解と裁判外の和解との違い。
- 反致
- 法の国際的キャッチボール――と揶揄されることも。
- 公序良俗
- 公の秩序・善良の風俗――とはどのように機能するか。
- 信義則
- 信義誠実が求められるのはどんな場合か。
- 慣行・慣習
- どちらもならわしという意味のことばだが…。
- 違法・不法
- 似ているようで異なることば。対義語は…。
- Part 3
- 能力
- 人の能力にもいろいろある。
- 条理
- 不条理ドラマ――というのはあったけど…。
- 知る権利
- 現在準備中
- 意思表示
- 現在準備中
- 婿養子
- 現在準備中
3,002,175
http://www.sekidou.com/
制作者に連絡する